雑記

夜を迎えに

予定のない僕も 金曜の夜はどこか心がざわつく まだ始まっていない何かの気配に

英語とデザート

家族で私だけ英語がうまくはなせない。 休暇中の娘はスコットランドから帰国中で、夫と楽しそうにはなしている。 私は、コーヒーをいれて、デザートを準備する係だった。 細かいことはわからないけど、二人の英語は、波の音のように遠くて、やさしい。 そん…

15年ぶりの買い足し

15年ぶりにレッドウィングのポストマンを買った。買い替えではなく、買い足し。 左は今月、右は2011年に購入。 15年も経つと、履き口は擦り切れ、皺の奥からは茶色い芯が覗く。ソールも二度貼り替えて、いまは三枚目。 ただ、このペースでは、そう長くは持ち…

コーヒーとおにぎり

なんとなく、でもずっと気になってる。この看板。 どちらもソロでは超メジャーだけど、コンビも組むんだ。 ツナマヨとカフェラテ、梅干玄米とネルドリップの深煎り。……とか?想像だけど。 何が出てくるのか、ちょっと怖くて、でもすごく楽しみでもある。無理…

だれかの日記

この3日間、私は何もしなかった。 けれど、それだけのことが、こんなにも深く私の中に残ってしまうなんて、思ってもいなかった。 カーテンの隙間から差し込む光が、少しずつ移ろってゆくのを、私はただながめていた。ときおり、窓の外から賑やかな家族連れの…

投票所までの道すがら

今日は参議院議員選挙の投票日。毎回ちょっと迷う。というか、「わかってるつもり」で投票するけど、「ほんとに? 」とも思う。 散歩がてら投票所に向かいながら、東京選挙区の参政党候補・さや氏の街頭演説を思い出した。30年もジリ貧の日本に憤り、場当た…

暇と退屈からの小さな脱出

3連休初日、市民プールへ。1時間300円。暇と退屈からの小さな脱出。帰りにふと、むかし読んだ『イン・ザ・プール』(文春文庫: 奥田英朗作)を思い出した。何かから逃れるために半ば強制的に泳ぐあの感じ。

君住む街のなつかしい人

はなしかける人もない部屋で

こぼれ落ちた人たちがまた歩き始める物語です。

何もしない午後

時計の針がゆるむころ