15年ぶりにレッドウィングのポストマンを買った。買い替えではなく、買い足し。

左は今月、右は2011年に購入。
15年も経つと、履き口は擦り切れ、皺の奥からは茶色い芯が覗く。ソールも二度貼り替えて、いまは三枚目。
ただ、このペースでは、そう長くは持ちそうにない。そう考えて、新たな一足と“並走”することにした。長年の相棒と、より長く一緒にいるために。
同じ靴なのに、ここまで違う。ツヤはなくなったけれど、15年の深みと迫力がある。
もしかしたら、また15年後にも同じ靴を買っているかもしれない。
その頃には、二代目がいい感じに育って、初代はというと、裂けたシワの上にパッチをまといつつ、まだ現役──。
そんな未来だったら、きっと最高だ。